ごあいさつ

            清泉同窓会 
                会 長   廣 瀬 睦 子


 
                    
 昭和34年7月26日、清泉同窓会が結成され、本年60周年を迎えました。
 明治34年(1901年)4月8日、二十世紀の幕開けの年に富山県高等女学校が創立されました。 同40年に富山県立富山高等女学校と改称され、終戦後の昭和23年8月31日に閉校となりました。
 その間、母校は半世紀に亘って社会を支える多くの素晴らしい女性を世に送り出してきました。私たちはいつも凛とした先輩方のご活躍を誇りに思っております。
 昭和31年4月1日、再び堀川の地に母校は新制富山県立富山女子高等学校として復活開校されました。3年後には、前身の高等女学校と新制女子高等学校が一つの同窓会を結成致しました。
 同窓会の名称『清泉』は女学校の信条「清修自守」と女子高校の生徒会誌「泉」からつけられました。そして半世紀ちかくに亘って富山県女子教育の中心的な存在として立派な成果をあげてきたものと思っております。
 時代の流れとともに平成14年4月1日、母校は男女共学校となりその名は富山県立富山いずみ高等学校と変わりました。一抹のさみしさを感じましたが、校歌の中に「泉のように」と入っていることがとても嬉しいことでした。
 
 早いもので、母校も男女共学になりもうすぐ20周年を迎えようとしています。その間多くの優秀な生徒や看護師を世に送出し社会への貢献を果たし、大きな成果をあげています。
 また、部活動においても大きな活躍をし、母校の名をあげています。これも偏に中ア学校長はじめ諸先生方のご指導のお蔭と感謝致しております。

 5月1日、新元号『令和元年』がスタート。清泉同窓会がこの記念すべき年に60周年を迎え、又節目の年に出会えたことに大きな喜びとご縁を感じ心から感謝申し上げます。
 新しい時代、一人一人が輝ける時代。平和で優しい時代で有りますよう・・・。
 老いても輝いている夢を追い、悔いのない生き方に日々努めていきたいものです。

 清泉同窓会が母校を愛し、誇りに思う先人たちの熱い思いとご尽力のお蔭で今日を迎え、今後も多くのみなさま方のお力添えを賜りながら、長い歴史と伝統を継承しつつ、脈々と永遠に受け継がれていくものと確信致しております。

 これからも私たちの心のふるさとである清泉同窓会に集い、3つの校歌を歌い続けていきたいものと心より願っております。
 結びに、これからも学校側のご支援、ご指導を仰ぎながら、同窓会運営に心掛け、母校の更なるご発展と生徒の活躍を心よりご祈念申し上げます。

                                                 
  








そのときの出会いが

 人生を根底から

 変えることがある 』

       相田 みつを 


"出会いに感謝"




                      令和元年5月12日発行 清泉同窓会便り 第60号 より